耐震等級とは?

耐震等級

耐震性能3の性能を有名にしたのは、平成28年4月に発生した熊本地震です。震度7が2回観測されるという過去に例を見ない大地震でしたが、耐震等級3の住宅倒壊数が0棟との国土交通省の報告書があります。

そして令和6年 元旦。石川県珠洲市を震源とした最大震度7の能登半島地震が起きました。北陸地方では観測史上例をみない大地震で、広い範囲で被害が出ています。

残念ながら耐震等級1、2では倒壊を免れなかった住宅も多かったとのこと。震度7を2回受けても倒壊しない耐震等級3の住宅を手に入れることで得られる安心感は計り知れません。

また被災したとしても一日でも早く日常生活に復帰するために住宅の耐震性は重要です。倒壊すると自宅に住めなくなり、避難生活を余儀なくされてしまいます。環境の変化や不便な生活のストレスは日常生活への復帰への障害となってしまいます。

大地震に被災しても家が住み続けられる状態であれば、それらのストレスから解放されて日常に近い状態で生活でき、一日も早い社会復帰を叶えることができます。

「備えあれば」の言葉通り、地震大国 日本において耐震性能の強化は必要な住宅性能の一つではないでしょうか。

下記のリンク動画でよりわかりやすく違いを比較していただけます。

「耐震等級によるダメージの違い」

耐震等級によるダメージの違い(制作:一般社団法人耐震性能見える化協会) (youtube.com)